必要性が存在する 幻想 「神とひとつになること」ニール・ドナルド・ウォルシュ著 

 必要性が存在する

豊かさはある条件の結果としてうまれるのではない。ある条件が豊かさの結果として生まれる。想像しうるかぎりのどんな状態をあてはめても同じだ。存在が経験に先立ち、経験を生み出すという真実はかわらない。それが理解できていないから。あなたがたは何かが起こらなければ幸せになれないと思う。

必要性は存在しない。それはつくりごとだ。実際には、幸せには何も必要ではない。幸せとは心の状態だ。

たとえば身体が必要だという幻想を使えば、あなたはそれを守り、大切にして、乱用するまいと思うだろう、そうすれば身体はさらに大きな栄光という本来の目的のために使える。...
あなたが、必要だと思うことはすべて同じだ。想像力を使いなさい。現実的に利用しなさい。だが、それも幻想だと見抜いているときにだけ役立つのだということを知っておきなさい。...

幸せは経験ではなく、意思である。
幸せに必要だと思うものがなくても、幸せになれるときめればいい。そうすれば幸せになる。これは、あなたが理解すべき最も重要なことのひとつだ。...
あなたの経験は意思決定の結果であって、原因ではない。 

最近、自分のしなければならないことは何かと頭をよぎることが多々あった。その時に、「神との対話」の続編の「神とひとつになること」を思い出し読みました。必要なことはなにもない。幻想である。ただ、幻想を幻想と見抜いて、幻想を使い、それを守り大切にすれば、さらに大きな栄光という本来の目的のために使える。

哲学的で難しい話ではありますが、
上記の話からいくと、経営に置き換えれば、資金やお金や売上、利益も必要であるが、それを幻想としてつかい、それを守り、大切にすることが大事であるとも言えるのかと思います。そして、売上も利益も潤沢にあり、豊かになれると意思決定すれば、豊かになるということですかね。必要だと思うものを大切にし、なりたい状態になることを意思決定する。


まとめ
  • 幻想と理解した上で、必要なもの守り大切にする。
  • 幸せや豊かさは状態、条件の結果、幸せになるのではなく。幸せになれる。豊かになれる。と意思決定の結果望む状態になる。



通貨自体も人が生み出したものでありますし、それを信用しているから、使えるわけで幻想といえば幻想です。それを幻想とわかった上で使う。そうすることで心の余裕はでるでしょうね。そして、自分がどうしたいのかということが大切ということですかね^^;

仕事でやらないといけないことが、多くあり、何から手をつけていいのやらに陥る時もあるのですが、それも、自身が意味づけして、混迷しているだけで、自身がどういう状態でありたいのかということに立ち返る。そのために、今、起こっていることは、自身が意思決定した結果あらわれたものであり、著者の言葉をかりれば幻想であり、それに振り回されることなく、再度、自分の理想の状態であることを意思決定する。自分の現実を再創造することが大切であると感じました。


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