サイトを静的htmlで丸ごとダウンロード WordPress ECキューブなど動的なサイトもOK!

 サイトのリニューアルなどで、動的サイトを新しくし、昔のサイトをデータとして残しておきたい時があり、静的htmlであれば、FTPでそのままダウンロードすればすむのですが、動的サイトだと、データベースがからむので、FTPだけのダウンロードではバックアップが取れない時にwgetのコマンドで、サイト全体を静的htmlに変換し、ダウンロードすることができます。ウインドウズPCでも、MSYS2などのソフトを入れることで、コマンドプロンプトで使えるようになります。使い方については、下記のサイトで解説されていますので、よろしければ、御覧ください。簡単な概略だけ、こちらのページにも記載させていただきます。


wgetでサイトを丸ごとダウンロードする方法
https://kaminarimagazine.com/web/2018/07/10/wget%E3%81%A7%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%92%E4%B8%B8%E3%81%94%E3%81%A8%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/


1. wgetwを準備する

ウィンドウズでwgetのコマンドをMSYS2をインストールし使えるようにする。

MSYS2で快適なターミナル生活 – Qiita


2.ダウンロード用のフォルダを準備

任意のダウンロードする用のフォルダを作成します。

3.コマンドプロンプトの起動

ウインドウスの検索から「cmd」のキーワード検索ででてきます。

4.コマンドプロンプトでダウンロードするディレクトリへ移動

cdコマンドで移動できます。

cd 半角スペース 移動先のパス

コマンド例
cd C:\Users\ユーザー名\OneDrive\ドキュメント\ファイル名

5wgetを実行する

下記のコマンドを実行。

c:\msys64\usr\bin\wget.exe -m -k -E -np http://example.com/

URLは取得したいURLで入力。

オプション解説

-m ”-r -N -l -inf –no-remove-listing” と等価なオプション
-r 再帰的にダウンロード
-N タイムスタンプをチェックしてから新しいものを保存
-l inf 階層による制限を設けない
–no-remove-listing FTPの場合のオプション。
-np 再帰的にリンクを辿る際、親に辿らないようにする。
-k ローカルで閲覧できるよう、相対パスに書き換え。
-E HTMLドキュメント保存時の拡張子を .html に変換。

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