サイトのリニューアルなどで、動的サイトを新しくし、昔のサイトをデータとして残しておきたい時があり、静的htmlであれば、FTPでそのままダウンロードすればすむのですが、動的サイトだと、データベースがからむので、FTPだけのダウンロードではバックアップが取れない時にwgetのコマンドで、サイト全体を静的htmlに変換し、ダウンロードすることができます。ウインドウズPCでも、MSYS2などのソフトを入れることで、コマンドプロンプトで使えるようになります。使い方については、下記のサイトで解説されていますので、よろしければ、御覧ください。簡単な概略だけ、こちらのページにも記載させていただきます。
1. wgetwを準備する
ウィンドウズでwgetのコマンドをMSYS2をインストールし使えるようにする。
MSYS2で快適なターミナル生活 – Qiita2.ダウンロード用のフォルダを準備
任意のダウンロードする用のフォルダを作成します。
3.コマンドプロンプトの起動
ウインドウスの検索から「cmd」のキーワード検索ででてきます。
4.コマンドプロンプトでダウンロードするディレクトリへ移動
cdコマンドで移動できます。
cd 半角スペース 移動先のパス
コマンド例
cd C:\Users\ユーザー名\OneDrive\ドキュメント\ファイル名
5wgetを実行する
下記のコマンドを実行。
c:\msys64\usr\bin\wget.exe -m -k -E -np http://example.com/
URLは取得したいURLで入力。
オプション解説
-m ”-r -N -l -inf –no-remove-listing” と等価なオプション
-r 再帰的にダウンロード
-N タイムスタンプをチェックしてから新しいものを保存
-l inf 階層による制限を設けない
–no-remove-listing FTPの場合のオプション。
-np 再帰的にリンクを辿る際、親に辿らないようにする。
-k ローカルで閲覧できるよう、相対パスに書き換え。
-E HTMLドキュメント保存時の拡張子を .html に変換。
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