陰と陽と、プラスとマイナスと二通りの対立と、その合一によって、万象を、生命を、幸福を生み出すように出来ている。生成発展は、相反する2つの力がとけあって一つになったとき生まれる。
夫婦は 合一によって、無上の歓喜の中に、一家の健康と、発展と、もろもろの幸福を生み出す。
男女は、その肉体は相反し、相補うように出来ていて、ピタリと合一するようになっている
すべてが、夫婦の心の一致しているかいないか、にかかっているが、その心はどうであろう。結婚の当時はうまいくが、次第に離れて、全くはんたいの方向にさえ言ってしまう事がある。そうなると、家のことは、ちぐはぐになって、仕事も商売もうまくいかなくなる。
夫婦の一致和合こそは、幸福のもとである。
夫婦は互いに向かいあった反射鏡である。
夫が愛情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中に夫より外に男性はないと、ただ一途にたよる。こと時夫は又、世に妻より外によき女性はないと、愛情をかたむける。
夫婦が互いに相手を直したいと思うのは逆である。ただ自分をみがけばよい。己を正せばよい。その時、相手は必ず自然に改まる。夫婦はいつも向かいあった一組の鏡である。
とのことなのですが、実際なかなか、わかってても難しいように思うのですが、いかがでしょうか。結婚当初は上手くいくが次第にはなれていくという点は、男女共に経験されてる方が多いのではないでしょうか。
夫婦対鏡だけでなく、「四 人は鏡 万象はわが師ー万象我師ー」でもでてきますが、相手は鏡であると思っていても、目の前に怒っている人や感じの悪い人が現れた時、自分の鏡とは、なかなか思えないですよね。
夫婦ゲンカになったとき、相手の機嫌が悪い時に、相手が鏡、である。
自分の心が相手にあらわれている、自分を改めようとは、なかなか思えないと思います^^;
けど、冷静になって、そういう時ほど、このことを思い出すだけで、違ったアプローチが出来るのかもしれません。
相手も、感じ悪くしたいわけではないでしょうし、機嫌を悪くしていたいわけではないと思います。
その原因は何かと考えることが大切なのではないでしょうか。
そして、自ら改めたり、自分を磨き成長させれることはないかという観点で考えるということをこの章ではいわれているのではないかと思います。
私も、言い争いになった時、そういった冷静さは、もてないときは多いかもしれませんが、落ち着いて、自分の鏡ということを思い出し、自ら改めれることはないか、自分自身を磨けることはないかということを考えていくのと、親愛の情にもえてやさしく出来るようにしていきたいと思いました。
まとめ
- 相手は自分の鏡である。感じが悪いと思うのであれば、自分が感じの悪いことをしていないか振り返る。原因は何かを考える。
- 自分自身を改めることはないか、自らを磨き成長できることはないかを考えてみる。
- 親愛の情にもえて相手を大切にし優しくする。
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